論文等やテキストを書くとき、次のような場合分けをLatexで書くことは非常に多いと思います。
\begin{equation} y = \begin{cases} 0 & \text{if }(w_1x_1 + w_2 x_1 +b\leq 0) \\ 1 & \text{if }(w_1x_2 + w_2x_2 + b \gt 0) \end{cases} \end{equation}
今回は、このような場合分けをLatexで書く方法について解説します。
場合分けをLatexで書く
まず最初に結論を示します。
上記の(1)のような場合分けをLatexで記載するコマンドは次のようになっています。
Latexで場合分けを書くスクリプト
\begin{equation}
y =
\begin{cases}
0 & \text{if }(w_1x_1 + w_2 x_1 +b\leq 0) \\
1 & \text{if }(w_1x_2 + w_2x_2 + b \gt 0)
\end{cases}
\end{equation}
場合分けをLatexで書く方法の解説
上記の解説をします。(といっても、ほとんどの人には不要だと思いますが)
基本的に、\begin{cases} という コマンドを使うことで、書くことができます。
cases環境の中では、if 文の前後を & で区切ることで、数式の部分と if文以降の条件のテキストに区切ることができます。
cases環境は、amsmathパッケージを事前にインポートする必要があります。事前に読み込んでいない人は、下記のコマンドをドキュメントに追加することで、cases環境を使うことができるようになります。
\usepackage{amssymb, amsmath}