電荷に働くクーロンの法則は非常に有名ですが、磁気に関してもクーロンの法則が成り立ちます。
今回は、磁気に関するクーロンの法則について解説していきます。
磁気に関するクーロンの法則
磁気に関するクーロンの法則
真空中において、距離が$r$だけ離れている2つの物体が$m_1$,$m_2$の磁気量を持つ時、 この2物体の間に働く磁気力$F$は、
\begin{equation} F = \frac{1}{\mu_0}\frac{m_1 m_2}{4 \pi r^2} \end{equation}
ここで、$\mu_0$は、真空の透磁率である。
磁気に関するクーロンの法則の直感的な理解
(1)の形は、電荷に働くクーロンの法則とほとんど同じ形をしていますね。
距離$r$が離れるほど、磁気力は小さくなり、2つの物体の有する磁気量$m_1, m_2$に比例するのがわかります。